N3文法わけだ【言い換え】Grammar/wakeda-rephrase

用法【独話型】

例文

・彼は部活も勉強もしていない。つまり学校も行かず遊んでいるわけだが、一体何がしたいのだろう。

・私たち若者は、年金を納めても将来貰えるかわからない。要するに将来は明るくないというわけだ。

・山田さんは幼い頃からずっとゲームをしていて、今ではゲームで飯を食っているんだそうだ。言い換えるとゲームのプロというわけだ。

・私はやはり日本が一番好きだ。要するに、結局みんな母国が一番ってわけだ。

・私は絵を描くのがプロに負けないくらい上手い。だが、それを生かしたことは一度もない。つまり、宝の持ち腐れというわけだ。

・白鳥くんは格好いい上に頭もいい。女子にキャーキャー言われている。つまり、モテモテというわけだ。

用法【対話型】

例文

A：あの映画、面白くないことはないんだけど、おすすめというほどでもなかったかな。

B：あら、つまりつまらなかったわけね。じゃ、他の映画を見ることにするわ。

A：山田さん、転職してから羽振りが良くなったらしいですよ。😒

B：つまり、あなたにとって山田さんは鼻持ちならないというわけね。まあ分かるわ。

A：ごめん！今日の夜はちょっと・・・。行けないわけじゃないんだけど・・・。

B：あらそう。要するに、私とはご飯に行きたくないってわけね。いいわ。

A：次のオーディションは、受けたいけど自信ないし、どうしようかまだ迷ってるんだ。

B：あ、そう。つまり、せっかくのチャンスを棒に振るわけだ。

A：この前入らなかったパンツが入るようになったんだよ！

B：お！つまり、ダイエットが成功したわけだ！よかったわね。

A：お姉ちゃん。実は今家賃も払えなくて、ローンもあるし・・・。

B：要するに、お金を貸して欲しいわけね。いいわよ。いくら必要なの？

まとめ

・【言い換え】の用法

・【独話型】XはYで言い換えることができるということを表す。

・【対話型】相手の発言の内容を、別の言葉・表現で言い換えるときに用いる。

・どちらも「つまり」「要するに」などの言葉とともに使われる。