まず、用法としては３つ使い方があります。
１・交換条件
２．代用・代替
３．対比
ここでは、用法１と用法２そして用法３という風に分けて解説していきますね。
用法１と２は「かわり」という意味では同じですが、用法３はまた少しベクトルが異なります！
今日は少し長めの記事になっていますので、読むの大変😭かもしれませんが、最後までお付き合い下さいませえええええええ🙇♀️
ではでは早速始めていきましょうーーーーーーーーー✊🏻✊🏻✊🏻✊🏻✊🏻
「かわりに」用法その１
・交換条件
→用法１は、交換条件の用法です。
例えば、「私は買い物に行く。だから、あなたは洗濯物を取り込んでおいてね。」
なんて、これは交換条件ですよね？？？
そして、これは前文と後文は同程度、同じ程度の事柄じゃないと不自然になってしまいます！！
【接続】
V普通形 ＋ かわりに
「交換条件」ということで、動作を表す言葉が続くことがほとんどだと思います！
ですので接続は基本的にV普通形がきます。
文法書では全部の用法まとめて説明しているのもの多く、接続は形容詞もOKになっていますが、普通形容詞が来ることはないと思います！
例文１
クロエさんにフランス語を教えてもらっているかわりに私は日本語を教えてあげている。
私が子供を寝かせるかわりに、あなたは食器洗っておいてよね。
私が資料作ったり会議の準備したりするかわりに、発表は任せたからね。
山田さんに、タダで勉強を教えてもらっているんだ。そのかわりに私は料理が得意だから、ご飯を作ってあげているんだ。
お姉ちゃん！私が旅行の準備しておくから、かわりに部屋の掃除はお姉ちゃんがしてね。
用法その２
・代用・代替
用法２は、「通常・いつも・普通していることとは違うことをする・違う人がする」という時に使う表現です。
「いつもは私がしています。でも今日は違う人がする。」
とか
「普通は〇〇をします。でも今日は●●をします。」
とか！
もちろん、用法１と同様、同じくらいの程度のものしか言えません！
【言い換え】
代理として
【接続】
V普通形／Nの ＋ かわりに
用法２は、「代用」の意味もありますので、もちろん名詞が入ることもあります！
用法によって、接続も変わるので注意が必要です！！！
例文２
今日はお母さんのかわりに私が料理を作りました。
マイクさんはラーメンを食べる時、お箸のかわりにいフォークを使って食べる。
ダイエット中なので、お米のかわりに玄米を食べるようにしています。
今年の夏休みは、実家に帰るかわりに海外旅行でもしようかな。
鈴木さん！よかったら明日の会議、私のかわりに出てくれない？私出張で会議に出られないの。
今日は何だか眠たいから、いつも紅茶だけど紅茶のかわりにコーヒーを飲もうかな。
用法その３
・対比
用法３は、もうこの記事でも取り扱った文法に言い換えることができるのです！
そう「反面」です！！！！！
出ました！「反面」。よく出ますね。。。🤣🤣🤣🤣
用法３は、反対の意味を持っています。１・２とは少し違いますよね。
ですから、前文と後文は対比的な事柄になります。
【言い換え】
反面
【接続】
V・イA（普通形）・ナA
例文３
この部屋は家賃が安いかわりに部屋が狭い。
あの先生は、女子に優しいかわりに男子には厳しい。
この料理はおいしいかわりにカロリーは高そうだ。
私の仕事は休みが多いかわりに給料は安い。
このパソコンは機能が充実しているかわりに値段は他のパソコンよりだいぶ高い。
まとめ
用法その２：代用・代替
用法その３：対比
教科書によっては、全ての用法を紹介していないものもあります。
その場合は、学習者のレベルに合わせて全部紹介するかどうか判断していただけたらと思います！
そして、全てがごちゃ混ぜに書かれているものも少なくはありません😭😭😭😭😭
教師泣かせですよね😭😭😭😭😭
その場合は、上記の例文等使ってやって下さい！！！
学習者も全部一緒に教えてしまうと、勘のいい子は頭の中が？？？？でいっぱいになってしまうと思いますので、
全て別々に教えていきましょう！
本日も読んでいただき、ありがとうございました🥰🥰
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