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みんなの日本語1課【教案】

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みんなの日本語
みんなの日本語の教案例です。

あくまで私が作ったものなのでご参考までに☝🏻☝🏻

教案作りがんばりましょうーーー!!!!

学習目標

【できるようになること】

・初対面の人と簡単な挨拶や自己紹介ができる


【学習すること】
  • 〜は〜です(名前・身分)
  • 〜は〜じゃありません
  • 〜は〜ですか
  • 〜の〜(所属)
  • 〜は−歳です

1.〜は〜です


教師と生徒は必ずネームプレートを準備しましょう!

ネームプレートを使って自分の名前を名乗ることを導入していきます☝🏻

【導入例】

エマ
エマ

(ネームプレートを持って)私はエマです。  

たろう
たろう

私はたろうです。

学習者のレベルにもよりますが、学習者が全くの初心者の場合は、

学習者のネームプレートを持って、私は〇〇です。というのを数名にしたら、自然に学習者が気づいて「あ、名前を言えばいいねんな」となるので、いろんな学習者の名前で「私は〜です」を繰り返すといいと思います!


発音は初期段階から直さないと化石化してしまうので、しっかり指導しましょう!

2.私は〜人です。

【導入例】

登場人物の絵を見せながら、まずは名前を言う練習をする。

エマ
エマ

ミラーさんです👩🏼。サントスさんです👨🏾‍🦰。田中さんです🧑🏻。・・・


世界地図🗺と登場人物の絵を準備し、「国名+人です」でどこの国・地域の人かを言う言い方を導入しよう!


次に出身国・地域を言う練習をします。
ミラーさんの絵を取り上げて、世界地図を使い、アメリカの上に置きます。
ミラーさん=アメリカの図式を作り、ミラーさんがアメリカ人だと言うことを絵で示します。
もちろん、地図じゃなくても自分で作ったイラストなどで示してもOKだと思います。私も手作りしてます!

よかったら使ってください☝🏻☝🏻


導入が終わったら次はB1の練習問題に移りましょう!


エマ
エマ

ミラーさんはアメリカ人です👩🏼。

3.私は<身分・職業>です

【導入例】


・会社員
・学生
・教師

など職業の名前を書いた絵教材を準備して、

T:ミラーさんです。(絵教材を見せて)会社員です。「ミラーさんは会社員です。」
 カリナさんです。(絵教材を見せて)学生です。「カリナさんは学生です。」
 私は教師です。〇〇さんは・・・(このように促していく)

私はさらに、さっきアップしたパワポを使って練習を増やしました。



エマ
エマ

私は教師です。たろうさんは・・・

たろう
たろう

私は学生です。

導入が終わったら練習問題のA1→B2→C1に進みましょう。

私は日本人です。よりも私は日本から来ました。の方が自然なので、伝えられるなら伝えるのがベスト!直接法で言葉が使えない場合は、

⭕️私は日本人です

💮私は日本から来ました

このようにこっちの方がよりいいよ!!というのを丸とか花丸とか絵を使って伝えましょう!

4.〜は〜じゃありません

【導入例】

私はまず、登場人物のページ を開いて以下のような流れで導入します。
 

T:(ワットさんを指して)ミラーさん? 
S:ワットさんです。 
T:(タワポンさんを指して)サントスさん? 
S:タワポンさんです。 
T:(ミラーさんを指して)ワットさん? 
S:ミラーさんです。 
 
T:(もう一度ワットさんを指して) 
ミラーさん じゃ ありません。 
 
ミラーさん じゃ ありません。  



他にも、ネームプレートを回収して、自分とは違う人のネームプレートを渡して、自分の名前ではないということを認識させてから、

私は〇〇じゃありません

を導入するというパターンもありますね。


導入が終わったら練習A2とB3を行いましょう!

5.〜は〜ですか

次は疑問文に移ります。

「か」を語尾に入れることで、疑問文になります!!

答え方は

「はい。〜です。」

「いいえ。〜じゃありません。」

まずはこの形で導入していきます。


直接法の場合、言葉が制限されるので、私は「?」を入れて導入します。

は世界共通ですから、わかりやすいかなと思って😆😆😆



【導入例】

T:ミラーさんはアメリカ人です(?を付ける。)
  〇〇さん。ミラーさんはアメリカ人ですか?

*⭕️❌の紙を用意して、どちらか差してもらう。

⭕️の場合

T:はい。ミラーさんはアメリカ人です。

❌の場合

T:いいえ。田中さんはアメリカ人じゃありません。田中さんは日本人です。


このように⭕️❌など目でわかるものを用意して、そこから丸の場合の答え、バツの場合の答えというように導入していきます。

導入の後は、練習B4で練習を行いましょう。

私はその後、またまた作ったパワポ(何度でも使えます。いや使います。)を使って練習します。

これまじで使えるんでおすすめです。(2度目)


練習が終わったら、C2で短い文章で練習を行います。


慣れてきたら自分で気づく学習者も多いと思いますが、最初は「あなた」とは言わず、相手のことは名前で呼ぶように習慣づけていきましょう!

英語のようにYouは日本語では使わないですからね。

6.誰(どなた)

まず最初に、両者から離れた位置にいる人が「あの人」であることを確認してから入りましょう。

【導入例】

 
T:あの人は(離れた位置にいる学習者の1人を指して) ○○さんですか? 
  ××さんですか?△△さんですか?
  あの人はだれですか。 


ここまでできたら実際に練習問題のA3に入りましょう。

その後実際に学習者同士だったり、絵カードを使って練習した方がいいですね!


実際の会話の中で「あなたは誰ですか?」なんて聞き方は絶対にしないので、C2で学習した
「失礼ですか、お名前は?」という聞き方も復習しておきましょう!
フォーマルな場面では「あのかたはどなたですか?」を使うことも一緒に教えましょう!パーティーの場面とか目上の人を登場人物にするとGOOD。その国の言語で丁寧語というのは示してもいいと思います。

7.〜の〜(所有)

「の」を使って二つのNを結ぶ使い方を1課で勉強します。(結構早いよね)

助詞の「の」はいろんな使い方がありますが、1課では所属を表す用法のみ教えます。


【導入例】

(まずパーティーの絵教材を準備しておく)

ほとんどの学校にあると思いますが、なければ自分で用意してOK。
とにかく自己紹介をする場面を作ることができればOK!

T:(2人の人物を前に提示する。カリナさんです。ミラーさんです。) 
  初めましてカリナです。学生です。 ふじだいがくの学生です。どうぞよろしく。 
  初めましてミラーです。IMCの社員です。

ここまで導入できたら、実際に学習者に自分の所属を作らせましょう!

一人一人確認できたら、実際に練習問題に移ります。
練習A4・B5・C3を行いましょう。


8.〜も

「N1はN 2です。」のN1が変わってもN 2が同じ場合は助詞の「は」を「も」に変えるということをここで教えましょう!

私は会社員です。
佐藤さんは会社員です。
=佐藤さんも会社員です。

これを教えましょうということです!!

【導入例】

登場人物の中から同じ職業の人や国の人を取り上げましょう!

T:佐藤さんは日本人です。 
  山田さんは日本人です。 
  山田さんも日本人です。 
 
T:サントスさんはブラジル人です。 
  マリアさんはブラジル人です。 
  マリアさんもブラジル人です。 
 
  ミラーさんはIMCの社員です。 
  佐藤さんはIMCの社員です。 
  佐藤さんもIMCの社員です。

実際にクラスの中で同じ国の人や同じ職業の人がいればその学習者を例にして導入してもいいですよね!


導入が終わったら、練習問題のA5・B6に移りましょう。


時間があれば教科書の例5を参考にして学習者同士で練習してもらいましょう。

例5:グプタさんは会社員ですか。
   はい。会社員です。
   カリナさんも会社員ですか。
   いいえ。カリナさんは学生です。

 

9.〜は–歳です

出ました!1課で既に数字の勉強が始まるんですよね。

外国語の数字ってなんであんなに難しいんでしょうか。

まあ、日本語は比較的数字は難しくないので大丈夫だと思います!!(フランス語めっちゃ難しいんですよ😂😂)


まずは数字の復習から入った方がいいですね!ミニテストを入れてもいいかもしれませんね。


【導入例】

私の場合はまず自分の年齢を言います。

私は〇〇歳です。(あ、秘密なので〇〇にしときますね笑)

その後登場人物や自分で準備した人物に年齢をつけて、

・佐藤さんは30歳です。
・マイクさんは65歳です。

というようにこの「〜は−歳です」は年齢を示しているということを入れ込みます。

その後実際に学習者を指名して年齢を言わせます!

これで理解が深まったと思うので練習問題に移ります。

練習A6をやったあと、B6を使ってさらに練習をします。


A6の部分に「何歳ですか」という例文が載っているのでそこまでしっかり導入しなくても「何歳ですか」=「How old are you ?」になるということは大体想像ついていると思うので、ここの導入はサラッとでいいかなと個人的に思っています。

なので簡単に、

テレーザちゃんは8歳?9歳?10歳?何歳ですか?

こんな感じでOKだと思います!

そしてその後実際にB7で練習していきましょう。

1課は学習者もまだまだ学習を始めたばかりなので、CDが聞き取れないこともあると思うので教師が再度ゆっくり読むようにしましょう!

そして答え方がわからないということもあるあるだと思うので、勘の良さそうな生徒に当てるとか、まずは答えを教師が示すという方がいいですね!

まとめ

一課といっても結構ボリューミーですよね!

教案作りは本当に大変ですよね。楽しいことでもあるんですけど私的には。

なのでぜひこのブログを参考に作ってみてください!(参考になれば嬉・・・)

後実際に作った教案(簡易的なもの)も載せておきますので、よかったら使ってみてください!

(これをベースにアレンジしてもらえたら👍🏻👍🏻👍🏻👍🏻👍🏻)

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