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N3文法/N3Grammar 一方(で)

用法その1

【用法】
同時に・並行して何かを行うという意味。
後ろには、前の文で述べたことと同時に違うことも行っている/別の面がある。という表現が続く。

【言い換え】
しつつも・他方で

【接続】
普通形(ナA‐な/である・Nーな/である) +一方(で)

例文

母は、主婦として家で働く一方で、経営者として会社を運営している。

山田さんは仕事に情熱を注ぐ一方で、家族のことをとても大切にしている。

会議の資料を作らなければならない一方で、来週のプレゼンの準備もしなければならない。

日本はアメリカとの関係を維持する一方で、中国との関係も、より良くするために中国訪問を予定している。

彼は私のためになんでもするという一方で、私がお願いすると、時間がないと言って何もしてくれない。

用法その2

「反面」の用法を覚えていますか?

「一方で」は、反面と同じようにも使えるのです!!!!

後ろの文が対比的でかつ静態の時は、「反面」に置き換えることが可能です。
動態だと少し不自然になるので注意が必要です!

使い方は、反面と同じですからぜひこちらの記事をチェックして下さい⭐️⭐️

じゃ、実際に例文を見ていきましょう!

「反面」に置き換えられるかどうか、確認してみて下さい😘

例文

・かっこいい彼氏と付き合えて嬉しいと思う一方、

私なんかと釣り合っているのだろうかと心配になることがある。

・外国に住むことができてよかったと思う一方、日本が恋しくなる時もある。

・妻に言われるので、タバコはやめなければと思う一方、

やめる必要なんてあるのかなと思うこともある。

注意点

Lovely lady with curly hair posing with silver laptop being isolated over grey background turning around, and paying attention at something captivating
前文と後文で主語を変えても使えます!!

上記の例文は前と後ろが同じ主語だったんですが、主語を変えても使えますよ。

早速例文で確認してみましょう🥺🥺🥺


【例文】

・私の家はお正月に家族で過ごすのが普通である。

一方彼の家は、みんなバラバラで過ごすらしい。

・日本は、クリスマスに恋人と過ごすという人が多い一方で、キリストの国では家族と過ごすのが一般的だ。

・姉は高校で先生をしている一方で、私は海外で日本語を教える仕事をしている。



言い換えると、
「他方」というのが一番しっくりくると思います。
方向が全然違うと言いたい時に使います。
ですから、反対のことでなくても言えます!!!

「私は〇〇です。他は××です。」


「一方」は色々な使い方があるので注意が必要です🤓


ちなみに、この文型は口語的ではないため普段の会話ではあまり使いません!!
というかほとんど使いません!

やはり、書き言葉的ですね。少し固い言葉ですのでニュースなんかでは聞くこともありますね🤔🤔

まとめ

その1:同時に並行して行うこと☝🏻

その2:対比的に述べる(後ろの文が静態の時)☝🏻

その3:一方=他方!反対のことでなくてもOK!☝🏻

気付いた人もいるかもしれないけど、「一方」と「一方で」と助詞の「で」をつけているものと、つけていないものがあるよね。

それについての解説は今度ゆっくりしたいと思います!

「反面」との違いももっと詳しく書けたらと思っております!

ひとまず、本日もありがとうございましたあああああ🤣ぺこ🥰

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